妊娠中・授乳中のシャタヴァリの安全性/危険性について

妊娠中・授乳中のシャタヴァリの安全性/危険性について

もだま工房のシャタバリをご愛飲くださっている方から、「妊娠中にシャタヴァリを飲んでも大丈夫ですか?」というご質問をよくいただきます。

「はい、大丈夫です♪」

と言いたいところなのですが、実は生産者である私からは直接そう言えない事情があります。

以下に、実際にお寄せいただいたご質問と当工房からの回答を転載いたします。 同じ疑問をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。


お客様からのご質問

もだま工房様

いつも大変お世話になっております。 なかなか子どもを授かることができなかった私ですが、御社のシャタバリを飲み始めてから無事に妊娠することができました。本当にありがとうございます!

そこで質問なのですが、妊娠中もシャタバリを飲み続けてもよいのでしょうか? 自分でも色々調べてみたのですが、「ダメ」という記述は見当たらず、母乳の出もよくなるのであればこのまま飲み続けたいと思っております。 お忙しいところ恐縮ですが、ご教示いただけますと幸いです。


もだま工房からの回答

Re: シャタバリについてご教示ください。

メールありがとうございます。もだま工房です。

まずはご妊娠、おめでとうございます♪ 大変うれしいお知らせをいただき、本当にありがとうございます!

当工房のシャタヴァリは、インドの産婦人科の先生からも絶賛していただいておりますし、日本で活躍されているアーユルヴェーダドクターの方々からも「効き目がシャープだ」と各所で褒めていただいております。

おかげさまで「生理痛やPMSが軽くなった」「妊娠することができた」というお声を多数頂戴しており、すでに無事赤ちゃんが生まれたというご報告もいくつも届いております。生産者としてこれ以上にうれしいことはありません。

ご質問の件についてですが、日本の法律上、妊産婦へのハーブの使用を勧めるには、安全性を証明する臨床データを提示する必要があります。しかし、妊娠中の女性を集めて毒性試験を行うことは現実的に不可能なため、事実上「妊娠中の女性に対しては臨床データが不足しているため、原則として使用を勧めない」ということになっています。

そのため、生産者である私から「大丈夫ですので安心してくださいね」とお伝えすることが法律上できない仕組みになっております。この点につきましては、何卒ご理解いただけますと幸いです。

そこで代わりに、実際にシャタヴァリが日常的に使われ続けているインドなどの現地での状況をご紹介させていただきます。

まず、アーユルヴェーダの古典書では、妊娠中のシャタヴァリの摂取はむしろ積極的に勧められています。 安全性に関しても、多くのドクターたちが妊娠中のトラブルや危機を回避するためにシャタヴァリを活用しています。

以下のサイトでは、妊娠中のシャタヴァリの安全性に不安を抱く方に対し、実に29人ものアーユルヴェーダドクターが「安全だから安心してください」と回答しています。 https://www.ayurvedaconsultants.com/singleCase/rymbkxVXF2l

(※このやりとりは、「シャタヴァリの『完熟した実』が妊娠に好ましくない影響を与える」という実験結果が出た際、「普段使われている根の部分も大丈夫なのか?」という懸念に対してなされたものです。一般的にシャタヴァリと言う場合は『根』を指し、もだま工房のシャタバリも根を使用しています)

以下は、その質問に対するドクターたちの回答の一部です。

  • VAIDYA CHHAJED SANJAY PREMSUKHLAL とんでもない。シャタヴァリは「ティクタ・ラサーヤナ(苦味を持つ滋養・若返り剤)」であり、「ガルバポーシャカ(胎児に栄養を与え妊娠を維持するもの)」として知られています。ラサ・ダートゥ(乳び組織)を滋養するため授乳にも適しています。クシーラパーカ(ミルクで煎じたもの)として10gまで摂取可能です。

  • DR. RUPALI MAHADIK シャタヴァリは流産を防ぐために用いられる煎じ薬(マーサーヌマーシカ・カシャヤ)の成分の一つです。

  • DR. ABHAYKUMAR KULKARNI 妊娠中にシャタヴァリを使用して問題が起きたことはありません。熟した果実は流産を引き起こす可能性がありますが、根は安全です。

  • DR. KETAKI GUNE-KOWJALGI 混乱しないでくださいね。シャタヴァリは身体を強壮し(バリヤ)、ラサ・ダートゥや母乳(スタンニャ)の状態を改善します。自信を持って使ってください。

  • Dr. N.K Sardana 妊娠中にも有効です。

  • Dr. VD. BHAVIN 1 妊娠中や産後に摂取することで胎児に栄養を与え、授乳を改善します。流産を引き起こすこともありません。

  • DR. MAHESH 妊娠中に使用されるものなので、心配いりません。

  • Dr. T Divakar Rao 何も心配せずに使ってみてください。

  • Dr. Raj Mudgil アーユルヴェーダは太古の昔から続く偉大な医学体系です。

  • DR. GANDHI SACHIN 私の経験上、危険性を示す文献に出会ったことはありません。害はないと考えています。

  • DR. DHARMPAL RANA 妊娠中にシャタバリなどを処方していますが、問題が発生したことは一度もありません。

  • DR. ARORA REENA 心配せずに飲んで大丈夫ですよ。

  • DR. K.J.SREEJITH シャタヴァリに含まれる成分(Shathavarin 1など)は、オキシトシンによる子宮収縮を抑える働きがあります。致死量も定まらないほど安全性の高いハーブです。

  • Dr. Subhashini 妊娠中にとても役立ちます。ためらわずに使ってください。

  • DR. (mrs.) pooja mishra 妊娠中に一般的に処方されるハーブであり、何の問題もありません。

  • DR. CORNELIS PETERS 妊娠に適した体内環境を整え、妊娠期間中の健康を維持します。出血を止め、母体と胎児に栄養を与えるため、切迫流産の予防にも効果的です。安全にお使いいただけます。

  • ANCHAL MAHESHWARI 妊娠中も非常に安全に使用できます。

  • DR. AKASH DEEP シャタバリで中絶を引き起こしたという話は聞いたことがありません。

  • DR. SANDEEP 「シータ・ヴィールヤ(冷性の性質)」を持つため、体を滋養し妊娠中も安心して使用できます。

  • DR. GANAPATI SAHOO 胎児の成長を助け、生殖機能をサポートするための滋養薬です。

  • DR. RAJAN 疑問や不安があるなら使用を控えるのも一つの選択肢ですが、本質的には心配いりません。

  • DR. SAURABH SHARMA 妊娠中の摂取はとても良い選択だと思います。

  • DR. ANMOL 母乳が出にくい場合にも処方されます。中絶の危険性はありません。

  • DR. PANKAJ KUMAR PATHAK 授乳期にとても適しています。

  • DR. S L PATHAK 滋養作用のある冷性ハーブですので、問題ありません。

  • Dr. Anamika Mukherjee 胎児を保護・維持するハーブ(ガルバスターパカ・ドラヴィヤ)であり、流産の原因にはなりません。

  • Vaidya ANAND KUMARI SHARMA 妊娠中の使用は十分に可能です。


また、現代医学の観点から見ても、シャタヴァリには胎児の健康や母体に好ましい栄養素が豊富に含まれています。

以下は海外の育児・医療情報サイト(FirstCry Parenting)の記事を一部要約・翻訳したものです。


妊娠中のシャタヴァリの効能と栄養成分

シャタヴァリは子宮を強化し、授乳中の母乳分泌を促進することで知られています。産後に摂取すると免疫力や筋力が向上し、母乳の出が良くなります。 (※最適な摂取量や他のサプリメントとの飲み合わせについては、専門のアーユルヴェーダ医師にご相談されることをおすすめします)

豊富な栄養素と植物化学物質(フィトケミカル)

シャタヴァリの根には、銅・亜鉛・マンガン・コバルト・カルシウム・カリウム・マグネシウム・セレンなどの必須ミネラルのほか、ビタミンAやビタミンC(アスコルビン酸)、γ-リノレン酸などの必須脂肪酸が豊富に含まれています。これらは免疫力を高め、酸化ストレスから身体を守ります。

妊娠中の主なメリット

  • 葉酸が豊富 胎児の神経管発達や新しい細胞・DNAの形成に不可欠な葉酸が多く含まれています。

  • 授乳のサポート(ガラクトゲン作用) 成分に含まれるステロイドサポニンがプロラクチン(母乳分泌ホルモン)レベルを高め、母乳の出をスムーズにします。

  • 強力な抗酸化作用(グルタチオン) フリーラジカルによる細胞損傷を防ぎ、胎児の発達を守ります。

  • 免疫システムの強化 成分のサポゲニンが免疫細胞を刺激し、妊娠中の感染症予防や回復をサポートします。

  • 腸内環境の改善(イヌリン) 水溶性食物繊維のイヌリンが善玉菌のエサとなり、大腸の健康と便通を整えます。

  • 骨の発達(カルシウム) 胎児の骨や歯の正常な発達を助け、母体の骨密度維持に貢献します。

  • 豊富なビタミン群

    • ビタミンC・E:免疫力を高め、抗酸化作用で体を保護します。

    • ビタミンB6:つわりや吐き気を和らげ、身体機能を調整します。

    • ビタミンK:血管の健康を保ち、心血管系をサポートします。

注意点・副作用について

シャタヴァリには女性ホルモン(エストロゲン)に似た作用を持つ成分が含まれています。 そのため、妊娠に伴いすでにエストロゲン分泌が高まっている場合、乳房のはりや痛み、望まないサイズ変化、一時的な体重増加などを感じる場合があります。また、心臓や腎臓の疾患をお持ちの方は使用をお控えください。


シャタヴァリ・パウダーは性質上、少し消化に負担がかかる(重い)場合があります。「少し胃が重いな」と感じるときは摂取量を減らすか、お湯に溶かして沈殿物を避け、上澄みだけをお茶のように飲む方法がおすすめです。

ご自身の体調や「体の声」に耳を傾けながら、無理のない範囲でゆったりとした気持ちでお過ごしくださいね。

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