トゥルシー(ホーリーバジル)と妊娠・受精機能について
トゥルシーについて、お客様からこのようなご質問をいただきました。トゥルシーを日常的に楽しまれている皆様にも参考になるかと思いますので、共有させていただきます。
【いただいたご質問】
もだま工房様
はじめまして。友人に勧められて「もだま工房」様で何度か購入させていただき、毎日おいしく飲んでいます。PMS対策で飲み始めたのですが、少しずつ良い変化を感じています。ありがとうございます。
ひとつ質問させてください。 トゥルシーについて調べていたところ、「受精機能を低下させる効能(避妊作用)がある」という情報を目にしました。これは事実なのでしょうか?
これから子どもを授かりたいと考えているため、パートナー(男性)に飲ませても大丈夫なのか気になっています。また、女性側も飲み過ぎない方がよいのでしょうか? お忙しいところ恐れ入りますが、お分かりになる範囲でご回答いただけると幸いです。
【もだま工房からの回答】
いつもトゥルシーをご愛用いただき、誠にありがとうございます。
ご質問の「男性の受精機能への影響」についてですが、研究機関等からいくつか論文報告がなされています。
男性用避妊薬の可能性を調べる動物実験において、ウサギに生のトゥルシーを30日間与え続けたところ、テストステロン(男性ホルモン)レベルが上昇する一方で、精子数が減少したという結果が観察されています。また、ラットにエタノール抽出エキスを投与した実験でも同様の傾向が報告されています。
※実験の参照論文:PMC3059441 / Examine.com
このウサギの実験では、対照群(トゥルシーを与えていないグループ)の精子数が1mlあたり約1億6,000万匹だったのに対し、トゥルシーを与えたグループでは約1億1,000万匹に減少したとされています。
これが人間のハーブティーとしての飲用でそのまま当てはまるのか、またどれくらいの量で影響が出るのかは正確には分かっていません。日常的にお茶として召し上がる程度であれば過度に心配する必要はないと考えられますが、妊活中など気になる時期であれば、念のため男性の飲用は控えめにしていただくのも一つの選択肢かと思います。
女性への影響と妊娠中の服用について
女性に対するトゥルシーの避妊効果や不妊リスクについて、そのような報告や伝承は聞いたことがありません。
また、妊娠中の服用についてですが、アーユルヴェーダなどの伝統医学では身近な養生として用いられてきた歴史があるものの、現代医学的には十分な臨床データが不足しています。そのため、一般的なハーブと同様に「妊娠中・授乳中の多量摂取は避けるのが望ましい」とされています。
特にトゥルシーは血流を促進する作用があるため、大事をとって妊娠初期の飲用は避けていただくのが無難です。
【補足】妊活・生殖機能をサポートするアーユルヴェーダハーブ
余談になりますが、アーユルヴェーダで女性の生殖器系をサポートする代表的なハーブに「シャタバリ(Asparagus racemosus)」があります。
シャタバリはサンスクリット語で「100人の夫を持つ」という意味を持ち、それほど女性に活力や潤いを与えるハーブとして知られています。また男性に対しても、精子の質や量を高めるハーブとして、マカやアシュワガンダと並んで親しまれています。
なお、トゥルシーの投与によってテストステロン(男性ホルモン)値が上昇することについて、女性にとってはあまりよくないんじゃないか?と思われる方も多くいますが、実はテストステロンは女性にとっても非常に重要で、活力や意欲、筋肉量の維持、精神的安定といった観点からも興味深いテーマです。一般に女性においてもテストステロンは女性ホルモンであるエストロゲンの10倍くらいあります。
それくらい女性にとっても重要な役割を果たしています。
詳しく紹介しているサイトがあったので紹介してきますね。
ご質問への回答が少しでも参考になれば幸いです。